2005年4月に107人が死亡したJR福知山線の脱線事故で、JR西日本は事故車両などを保存する施設の建設を大阪 吹田市にある「社員研修センター」の隣で進めていて、施設は来年、2025年12月に完成予定です。
希望する遺族などの訪問を受け入れるほか、社員教育にも活用されますが、一般向けに公開するかどうかは遺族の間で賛否が分かれていて、関係者によりますと、JR西日本は一般向けには原則として公開しないという方針を遺族側に伝えたということです。
遺族などへの説明会が開かれることし11月ごろに正式に公表するとみられています。